
27日は、5年ぶりの大腸検査です。
病気関係の検査で嫌なものベストワンを争いそうなものが、子宮癌検診か、この大腸検査でありましょう。
まあ、予約したんだし、今さらゴタゴタ言っても仕方が無いのです。
まな板の上の鯉、いや、診療台の上の大腸検査患者だ!
しかし、診療台に上がる前に、しておかなくてはいけないことがあります。
それは何かというと、腸の中を綺麗にしておくことです。
綺麗にと言う事は腸を空っぽにしろと言うことです。
前々日から繊維質の食品は控え、前日は検査食で朝昼晩をすませないさいと言う事です。
ですが、昔と違い、検査食も進歩しています。
朝昼晩の3食パック

朝食は鶏と卵の粥

袋を開ければ、こんなです。

味はなかなかおいしいのですが、私には辛すぎました。それに量も少ない。
「エッ、こんなに塩分があって良いのだろうか?」
後で舌がヒリヒリ感じるほど辛かったのでした。
昼は二品、嬉しいな。肉じゃが and 鮭かゆ


う~ん、肉じゃがには糸蒟蒻が入ってて欲しい、まあ仕方が無いけれど・・・
ちょっと口寂しくて、食後、砂糖菓子をかじってお茶を飲んでしまいましたが、後でばれるかな~?
いつでも食べられると思うと、量が少なくても気にならないのですが、これだけしか食べてはいけませんとなると、食べたくなるのが人情です。
だから、一人っ子の食は細く、子だくさんの家の子供達は、我先にと争って食べ、食が太くなるのです。
我家は、子供6人の家庭でしたから、4人の兄ちゃん達の食べっぷりは凄いものがありました。
お菓子も滅多に食べられなかった昭和30年代の話です。
たまに、母が、善哉やおはぎを沢山作ったら、一人分の皿に6個も7個も盛られていたように思います。今だったら、一個か2個がやっとですね。
そして、まず、ご近所に配るのです。
「つまらないものですが食べて下さい」と言うのよ母に言われて、お皿を抱えてお隣に配達していた。
そんな時代がありました。お母ちゃんのおはぎは美味しかったなあ~!
ああ、急におはぎが食べたくなった。つまり、食事の量が物足りなかったのでしょうね。
夕食も二品
チキンクリームシチューとクラッカー


クラッカーが、ご飯代わりの主食かい?と、ちょうと悲しい!と思いましたが、このシチューは結構ボリュームがありました。
あまり早い時間に食べると、夜中にお腹が空くのでと思って、この日は泳ぎに行くのを早くして、17時45分から1時間ほど泳ぎ、20時に夕食。
寝る前に、ラキソベロンという液体をコップ1杯の水に溶かして飲みます。

以前に何度か大腸検査をしていますが、薬の効き目が、だんだん弱まってきています。
初めて、このラキソベンを服用したときは、まさに下からシャワーという感覚に襲われビックリしたものです。
でも、今回は、夜中の1時頃もよおしてきて、1時間で4回トイレに通いましたが、普通の下痢感覚の強めといった感じでした。腸だって段々と老化して感度が悪くなってきてるのでしょうか。
翌朝
2リットルの水道水に、ムーベンという薬(下剤なんでしょうね)を溶かし、コップ1杯を10分おきに、1時間で、1リットル飲みます。
1時間で飲むのはきついな~・・・要するに、体内に残っている物を出し切ってしまうのです。

最初の1時間半で半分ほど飲みます。
下剤1リットル飲んでも1度も排便がない時には、ご連絡下さい。と説明書きがある。
わあ~、1時間経ったけど、私のお腹は何ともないよ~!
電話をかけようかしらと迷いました。でも、電話をかけたらどうなるというのだ?
と疑問を感じて、30分待ったら、やっと待望の感覚がやって来ました。
3時間ほどかけて2リットルを飲み、5階のトイレ通いです。
さあ、これで準備万端整った。
午後からの検診で異常なしでした。

画像で確認した腸は、ピンクに輝きすべすべでした。
「顔よりよっぽど綺麗ですよね?」と言うと、看護師さんは答えにくそうに「まあそうですね」と笑っておりました。
シミもシワもなく、湿気たっぷりの世界で紫外線にも当たってないからからですね。
人生後半は、顔と腸の場所を置き換えて暮らしてみたいものだと思ったのでした。
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最終更新日 : 2015-02-27