2月22日は、京都地方南部の降水確率午前30%、午後50%でした。
出かけるには微妙なお天気予報だったのです。
が、しかし、この日は約束がありました。
京都御苑内での野鳥観察会です。
前日の天気予報で、降水確率が50%以上の時は中止とのことですが、前の夜にメールで「決行します。雨具を準備して下さい」とのお知らせが入りました。
「雨だったら止めようかなあ?」と悪魔の声が私にささやきます。
でも、私はメロス、「友との約束を破ったりは出来ないのだ!」と言うわけで出かけました。
集合場所の京都御所乾御門で「迷った私を許して、ひっぱたいてちょうだい」とは言いませんでしたが・・・
申し込んだ人は、皆さん、ちゃんと集まりました。その数60人。

四人の講師(日本野鳥の会のメンバー)について歩く人数を分け、カラフルな雨具をまとった人々が、お喋りしながらぞろぞろ歩けば、野鳥もビックリして、逃げていきそうな勢いです。
野鳥を観察すると言うより、絶対、野鳥に観察されているはずだと私は思ったのです。
「ほら耳を澄ませば、鳥の声が聞こえるよ」と言われ耳を澄ませば・・・
スズメのような小さな小鳥の可愛い声、それに、ブッポウソウのような「ホーホー」と言う声も聞こえてくるような気がする。
私が「あの声は人間で真似が出来ないよね~」と感心すると
「あれは違いますよ。今出川通りの横断歩道の信号の音です」
よくよく聞けば、そうだ交差点を渡るときの信号音だ!最初からど壷にはまってしまいました。
枝に止まっっている、茂みの中にいる野鳥たちを見つけるのは難しいです。
私がまず見つけたのはこれ。こんなプレートが沢山敷き並べてありました。
どういう基準で並べてあるのかは、全く不明ですが・・・
「す」でステーキかあ~・・・贅沢な時代になったなあ~
子供の頃はステーキなど見た事もなかったけれどと、戦後世代は思うのでありました。
がしかし、現在は、戦前世代なのかもしれませんよ。

こんな状態で、どうやって鳥を見るのだと思われるかも知れませんが、それはご心配なく。
リーダーが、超高級望遠レンズを三脚で設置し「アトリです」
レンズに目を近づければ、目の前にいるかのように小鳥の姿が目に飛び込んでくるのです。
「アトリって?ニトリなら知ってるけど・・・」と言うと、隣の人が
「ああ言わんといて、ニトリで覚えてしまうやんか!」

ネットから映像借用、襟巻きが暖かそうなニトリ、いやアトリです。
カシラダカという鳥も見せて貰いました。
「頭の毛が逆立っているところから名前がついてます」とリーダーが説明してくれます。
「なんで毛がたつんやろね?」という疑問が出たので、私は言いました・
「そりゃ寒気がするからよ。だからサムケダカってね。」
こんな事を言ってると、本当の名前が飛んでしまうのです。言った私自身が
「さっきのサムケダカの本名何だった?出てけえへん」となってしまうのでした。

ネットから映像借用
寒そうに頭の毛を立てているカシラダカです。
私のコンパクトカメラでは、最大限の倍率で撮して、それをまた画像処理で一番大きくしても、これくらいです。
これはなんだっけ?

スズメのお宿

シジュウガラや雀が飛び交う場所がありました。
御所の小鳥たちは人間になれているので「餌をまいてちょうだい」と言わんばかりに飛び交います。
中の1羽は、枝に止まり、まさにカメラ目線でという感じで
「写真撮るなら、はよ撮らんかい」と言わんばかりの格好をするのでありまそた。
高い梢の先で巣作りに励むアオサギのお父さんかお母さん。その日、見かけた、もしくは声を聞いた鳥の数は29種類だったそうです。
マガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、トビ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウガラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、トラツグミ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、アトリ、カワラヒワ、イルカ、カシラダカ、アオジ、アオゲラ
日本野鳥の会の人達は「今日は鳥が少なかった」と残念がっておられましたが、私には、充分でございました。

12時に九条池の前で解散し、烏丸丸太町角のファミレスでご飯を食べて帰りました。
やっぱり、もう少し良いカメラが欲しいなあ~と思ってしまいました。
帰りに京都駅前のヨドバシカメラに寄って、一眼レフ、ミラーレスと眺めましたが、私には、どれもこれも重たすぎると分かりました。
そして、何よりも分かったのが、一眼レフもミラーレスも、たとえ買っても絶対使いこなせないと言う事です。
ウロウロ行きつ戻りつしていたら、店員さんが近寄ってきて、私の希望を聞きました。
山の景色を遠くから大きく(つまり我家のベランダから)、花火も撮りたい、花を接写したい、そして、街を歩く時、ちょこっと風景も撮りたい、授業の時、教室でもメモ代わりに使いたい。
その上で、重たいカメラは絶対ダメというか無理ですと・・・
そこで店員さんが「だったら、これしかないです」と指定したのが、これです。

オリンパス、スタイル1、コンパクトデジカメです。
軽いと言っても400g有ります。バンドを着けたら440gです。
私が今使っているカメラは180gです。
ああ、これだと、やっぱり重くて持って歩けないかも知れないですね。
その上、先月新年会で落札しゲットしたカメラと大差がない。
新年会で買ったのは、重さが580g、オリンパスSP-570UZ という私が今回買った物より上位機種かも知れません。
100gの違いでしかなかったのですが、私にとっては100gが、ものすごく大きいのでした。

左が新年会で落札。右がヨドバシカメラで購入したもの。
コンパクトカメラとしては重すぎ、レンズ重視のカメラとしてはもの足りず、つまり、帯に短し襷に長し。
もしかしたら、お馬鹿な選択をしてしまったのかも知れない。
いえ、私はもう、人生何も後悔しないことにしたのだ。
家に帰って、説明書をめくってみましたが、難しくて、ほぼオートでしか使えそうにありません。
ん~・・・でも、ええねん!「私はそれでも、後悔しないのだ!」
大分、後悔している雰囲気になってはいますが・・・・
その夜、窓から見える、琵琶湖大橋の夜景を撮してみました。
こんな感じですが、けっこうエエやんね。
「ああぶれてる!三脚を買ってこなくては!」と思ったのでした。

出かけるには微妙なお天気予報だったのです。
が、しかし、この日は約束がありました。
京都御苑内での野鳥観察会です。
前日の天気予報で、降水確率が50%以上の時は中止とのことですが、前の夜にメールで「決行します。雨具を準備して下さい」とのお知らせが入りました。
「雨だったら止めようかなあ?」と悪魔の声が私にささやきます。
でも、私はメロス、「友との約束を破ったりは出来ないのだ!」と言うわけで出かけました。
集合場所の京都御所乾御門で「迷った私を許して、ひっぱたいてちょうだい」とは言いませんでしたが・・・
申し込んだ人は、皆さん、ちゃんと集まりました。その数60人。

四人の講師(日本野鳥の会のメンバー)について歩く人数を分け、カラフルな雨具をまとった人々が、お喋りしながらぞろぞろ歩けば、野鳥もビックリして、逃げていきそうな勢いです。
野鳥を観察すると言うより、絶対、野鳥に観察されているはずだと私は思ったのです。
「ほら耳を澄ませば、鳥の声が聞こえるよ」と言われ耳を澄ませば・・・
スズメのような小さな小鳥の可愛い声、それに、ブッポウソウのような「ホーホー」と言う声も聞こえてくるような気がする。
私が「あの声は人間で真似が出来ないよね~」と感心すると
「あれは違いますよ。今出川通りの横断歩道の信号の音です」
よくよく聞けば、そうだ交差点を渡るときの信号音だ!最初からど壷にはまってしまいました。
枝に止まっっている、茂みの中にいる野鳥たちを見つけるのは難しいです。
私がまず見つけたのはこれ。こんなプレートが沢山敷き並べてありました。
どういう基準で並べてあるのかは、全く不明ですが・・・
「す」でステーキかあ~・・・贅沢な時代になったなあ~
子供の頃はステーキなど見た事もなかったけれどと、戦後世代は思うのでありました。
がしかし、現在は、戦前世代なのかもしれませんよ。



こんな状態で、どうやって鳥を見るのだと思われるかも知れませんが、それはご心配なく。
リーダーが、超高級望遠レンズを三脚で設置し「アトリです」
レンズに目を近づければ、目の前にいるかのように小鳥の姿が目に飛び込んでくるのです。
「アトリって?ニトリなら知ってるけど・・・」と言うと、隣の人が
「ああ言わんといて、ニトリで覚えてしまうやんか!」

ネットから映像借用、襟巻きが暖かそうなニトリ、いやアトリです。
カシラダカという鳥も見せて貰いました。
「頭の毛が逆立っているところから名前がついてます」とリーダーが説明してくれます。
「なんで毛がたつんやろね?」という疑問が出たので、私は言いました・
「そりゃ寒気がするからよ。だからサムケダカってね。」
こんな事を言ってると、本当の名前が飛んでしまうのです。言った私自身が
「さっきのサムケダカの本名何だった?出てけえへん」となってしまうのでした。

ネットから映像借用
寒そうに頭の毛を立てているカシラダカです。
私のコンパクトカメラでは、最大限の倍率で撮して、それをまた画像処理で一番大きくしても、これくらいです。
これはなんだっけ?

スズメのお宿

シジュウガラや雀が飛び交う場所がありました。
御所の小鳥たちは人間になれているので「餌をまいてちょうだい」と言わんばかりに飛び交います。
中の1羽は、枝に止まり、まさにカメラ目線でという感じで
「写真撮るなら、はよ撮らんかい」と言わんばかりの格好をするのでありまそた。
高い梢の先で巣作りに励むアオサギのお父さんかお母さん。その日、見かけた、もしくは声を聞いた鳥の数は29種類だったそうです。
マガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、トビ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウガラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、トラツグミ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、アトリ、カワラヒワ、イルカ、カシラダカ、アオジ、アオゲラ
日本野鳥の会の人達は「今日は鳥が少なかった」と残念がっておられましたが、私には、充分でございました。

12時に九条池の前で解散し、烏丸丸太町角のファミレスでご飯を食べて帰りました。
やっぱり、もう少し良いカメラが欲しいなあ~と思ってしまいました。
帰りに京都駅前のヨドバシカメラに寄って、一眼レフ、ミラーレスと眺めましたが、私には、どれもこれも重たすぎると分かりました。
そして、何よりも分かったのが、一眼レフもミラーレスも、たとえ買っても絶対使いこなせないと言う事です。
ウロウロ行きつ戻りつしていたら、店員さんが近寄ってきて、私の希望を聞きました。
山の景色を遠くから大きく(つまり我家のベランダから)、花火も撮りたい、花を接写したい、そして、街を歩く時、ちょこっと風景も撮りたい、授業の時、教室でもメモ代わりに使いたい。
その上で、重たいカメラは絶対ダメというか無理ですと・・・
そこで店員さんが「だったら、これしかないです」と指定したのが、これです。

オリンパス、スタイル1、コンパクトデジカメです。
軽いと言っても400g有ります。バンドを着けたら440gです。
私が今使っているカメラは180gです。
ああ、これだと、やっぱり重くて持って歩けないかも知れないですね。
その上、先月新年会で落札しゲットしたカメラと大差がない。
新年会で買ったのは、重さが580g、オリンパスSP-570UZ という私が今回買った物より上位機種かも知れません。
100gの違いでしかなかったのですが、私にとっては100gが、ものすごく大きいのでした。

左が新年会で落札。右がヨドバシカメラで購入したもの。
コンパクトカメラとしては重すぎ、レンズ重視のカメラとしてはもの足りず、つまり、帯に短し襷に長し。
もしかしたら、お馬鹿な選択をしてしまったのかも知れない。
いえ、私はもう、人生何も後悔しないことにしたのだ。
家に帰って、説明書をめくってみましたが、難しくて、ほぼオートでしか使えそうにありません。
ん~・・・でも、ええねん!「私はそれでも、後悔しないのだ!」
大分、後悔している雰囲気になってはいますが・・・・
その夜、窓から見える、琵琶湖大橋の夜景を撮してみました。
こんな感じですが、けっこうエエやんね。
「ああぶれてる!三脚を買ってこなくては!」と思ったのでした。

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最終更新日 : 2015-02-26