
気が付けば、今日は節分でした。
冬から春に、季節を分ける日で節分なんですね。
明日は立春、暦の上では、もう春です。
この冬は、病院、整骨院に通う日々でしたが、春の日差しをあびて元気にならなくてはと思いました。
この鬼さんは、行きつけの整体院のカウンターに飾られていたものです。
こんな可愛らしい鬼さんを、寒空に追い出すのは可哀相です。
福も、鬼も(誰もが心の中に持っている、ちょっとした意地悪な鬼ぐらいならば)
暖かい部屋の片隅に居てくれても良いですよね。
善も悪も併せ持っているのが人間だから・・・
最近は 節分の夜に外を歩いても 「鬼は外!福は内!」という声が聞こえてこないように思いますが、どうでしょうか?
私が幼い頃は、まだ食糧事情が悪かったので、父親が部屋の中に蒔く豆を、子供達が争って拾い集め
「年の数に、一個足して食べるんだよ」と言われてるのに、お兄ちゃんは、沢山食べていました。
今のように、恵方巻とか、鰯に柊を飾るという事もありませんでしたが、大家族の我家は、4人の兄たちがドタバタとはしゃぎ、小さな私が、その後を追いかけ回し、まさに、昭和の日本の家庭をしていたのでした。
貧しくて、食べる物もろくになかったけれど、皆が生きるのに一所懸命だった時代でした。
なんか、そんな時代が懐かしくなるような、心の寒々としたニュースが続く日々です。
でも、私は、人間の心の中にある暖かさを信じたいと思います。
外はまだ冬・・・・

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最終更新日 : 2015-02-03