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2014-10-13 (Mon) 10:32

アートなキャベツの日々

思い込み、読み間違い、物忘れ・・・
加齢=華麗なる現象に拍車がかかる今日この頃。

最近、私は、その現象がますます進化する一方のようです。

なんでキャベツがアートなの?
と思って眺めたのが、この新聞の間に挟まっていたチラシです。

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アートキャベツでなくて、アートギャッベなのですが、「分かった。分かった。」と思って、しばらくして思い出そうとすると
「アートキャベツ」としか出てこないのであります。

つまり、私の過去の認識の中に、《ギャッベ》というものは存在していない。
そして、キャベツならゴロゴロと存在してるからだと思います。

そもそもギャッベとは何かというと Wikipedia によりますれば
ギャッベ 
ペルシャ語で目が粗くて毛足が長い絨毯を意味する。~略~その粗くて重い形状から「ギャッベ(garbage=ゴミ)」として日の目を見ない商品であったが、近年ギャッベの市場が拡大して品質も向上してきている。

これだけ分かっていても近年キャベツの市場が・・・と読んでしまいそうになるのです。
だって、台風続きで、スーパーに行ったら、野菜の値段が上がってきてますものね・・・

それから、
デング熱を、私は、今年大騒ぎになるまで、ずう~っと、天狗熱だと思い込んでおりました。
熱が出て、顔が真っ赤になるからだろうというイメージが、こびり付いていたのですね。
他にも、そう思い込んでいた人達がいるのではないか?と、私は心密かに思っておりますが・・・
きっと、間違ってると気が付いても、みんな言わへんだけなんやで~

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まあ、こういうのは良くあることさ・・・ですが、時には、思い込み、僻みから、読み間違うことがあります。

土曜日の夕方、京都の四条通りを、学校の帰りにひとりトボトボと歩いていました。
信号を渡ろうとして、店の前の看板が眼に入ったのですが
「老顔後の化粧水・・・・」
?どんな化粧水やねん?
眼を懲らせば「洗顔後の化粧水」でした。
老眼による字の読みにくさプラス、「どうせ私はババアだよ」といいじける心が、私の思考と視力を曇らせるのであります。

でもまあ~、「老顔後の化粧水」
なんか、新しいキャッチコピーで売れそうな気もしますが・・・

とイジイジ落ち込んでいるのは、何回練習問題を読んでも prendre と perdre を間違えて読むからです。
母国語も読めないのに、外国語がちゃんと読めるわけがない。
とりわけ三人称複数は、嫌いだ~・・・!

prendreje prends つかむ、持つ、取る
tu prends
il prend
nous prenons
vous prenez
ils prennent

perdre 失う
je perds 
tu perds
il perd
nous perdons
vous perdez
ils perdent

Ils perdent ses mémoires par l'épouvante forte.
彼らは強い恐怖で記憶を失う。
ils reprennent ses mémoires par le choc bonheur.
彼らは運良くショックで記憶を取り戻す。

集団で記憶を失うと言うことは、SFの世界ぐらいですが、まあ例えばということで
現在形では変だから imparfait 過去の状態にしておこう
ils perdaient ses mémoires par le choc forte.
彼らは強いショックで記憶を失っていた。
でも、今すぐ無理だし、未来形で・・・
Mais ils reprendront ses mémoires absolument par le nouveau choc.
でも、新しいショックで絶対記憶を取り戻すだろう。

う~ん、二つの文章を関係代名詞でつなぎたいと思ったけれど、この文章ではダメですね。
無駄な抵抗は止めて、顔を洗って出直します。

あ~あ、やっぱり、私はアートキャベツな頭だなあ~。




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最終更新日 : 2015-09-20

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