
この日、私は叫んでいたのです。
「私の夢は、歯と共に飛んでしまった。!」
何のことか・・・・・
私は性能の良いカメラ、一眼レフか、ミラーレスのカメラが欲しいと、このところ思っていたのです。
でも、その違いが分からない。
だいぶ前、ヨドバシカメラに行った時、カメラ売り場で、客と店員の話を、さりげなく耳をダンボにして聞きました。
でも、違いは、よく分かりませんでした。
結局、店員さんに尋ねたのです。
とにかく、一眼レフは、中に鏡が入ってるので、性能は良いけれど重たい。
ミラーレスの方が軽い。
でも、より高質度の映像をとろうと思うなら一眼レフだそうです。
「考えておきます」と言って帰ってきました。
家に帰っても、私には、一眼レフの言葉の意味が、何でなのと考えていたのです。
片目をつぶって撮すから、一眼レフなのか?
それは、一眼レスと思い違えていたのでした。
一眼レフの「眼」とは、目ではなくってレンズのことを言うのでありました。
レンズが一つで、レフ reflex(反射する)という意味から来ていたのでした。

だから、両目を開けて撮影しても何の問題もないわけです。
一眼レスで片目をつぶるなら、二眼レスでは、両目をつぶって撮さなくてはいけません。
だから、二眼レスでなく、二眼レフなのであります。
そして本当に、昔は二眼レフあったのだそうです。
それも、1930~40年代には大流行していたとか・・・
そういえば、昔の映画に出てくる、新聞記者なんかが持ってましたよね。
l'appareil de photo reflex à deux objectif

À gauche , l'appareil de photo reflex à un objectif
Au millieu , l'appareil de photo sans miroirl
À droite, l'appareil photo compact normal
左から一眼レフ、ミラーレス、普通のデジカメ

一眼レフ。何と重そうなカメラでしょうか!
大きなレンズを付けたら、2kg近くなるんですって!!
私には、きっと持ち上げることも出来ないと思います。
選ぶならば、ミラーレスでしょうか・・・
「それで、貴方の歯とどういう関係があるんですか?」と別の人が質問しました。
いやあ~、歯の詰め物が飛んでしまって、保険のきかない材料を使うなら、7万円必要なのです。
重いにしろ軽いにしろ、カメラを買う夢は飛んでしまった。
そう言うことを言いたかったのですが・・・
フランス語どころか日本語でも説明できなくて、カメラの説明はユウ様にして貰ったのです。
しかしながら、言語の世界を越えて、先生は、ちゃんと理解して下さっていました。
それはもう、超能力の世界かもしれません。
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最終更新日 : -0001-11-30