今年の春で一人の友達が定年退職をしました。
この時代、定年まで職場でがんばるという事がいかにたいへんなことであるか!
同じような条件の下で働いてきて、定年まで持ちこたえられず、7年も早く退職してしまった私には、その辛さが骨の髄まで分るような気がするのです。
ここ数年で、何人かの友達が、50代に入って、次々と退職していっています。
機会均等法で男女格差はなくなったという建前ですが、格差はあり、なおかつ女性特有の更年期の体調の不調が、女性の働きづらさに輪を掛けているのではないのかという気がするのは私だけだろうか?
それに早期退職していった人達は、私から見れば、人一倍、真面目で、よく働き、お客様からの信頼の厚い人達ばかりなのです。
職場の状況が、ますます過酷になって来ていることをしみじみ感じます。
と言うわけで、彼女の退職は、まさに奇跡の定年退職です。
心から祝いたいと思いました。
でも、何かお祝いをと聞いても「何にも入りません」というのみです。
そこで、先日、我が家で、女三人の宴会をしたのであります。
雨続きの日々でしたが、その日、6月30日は、お日様が顔を出してくれたので、湖も晴れ渡り、気持ちの良い一日を過ごせました。
朝6時の空です。

なにしろ我が家で出来るご馳走は景色だけなのです。
道の駅に朝走って買って来たトウモロコシや青菜、茄子等を茹でて、シンプルイズベストの野菜づくし。
茄子を茹でて刻んだニンニクと醬油で和えるだけですが、結構いけました。
来てくれた、もう一人の友達が、お料理好きで、カマンベールチーズを見ると、
「トマトをオリーブオイルで焼いて掛けると美味しいですよ」と言い、即座に作ってくれました。
熱いトマトソースが掛かってチーズがとろりと溶け美味しかったです。
あれやこれやで、スパークリング赤ワインを1本空けました。
第2弾は、
以前買ったことのある鮎の一夜干し、これが美味しかったので、焼いてみました。
それに、堅田にある豆腐屋さん「治郎兵衛の豆腐」これが美味しいのです。ミョウガと青じそで冷や奴や漬け物。
日本食ですから、スパークリング白ワイン。
第3弾は
近江牛をオリ-ブオイルでさっと焼いてサラダetc....
赤ワインを、2本飲んでしまいまして、結局、昼から夜に掛けて、3人でワインを4本という、酒豪の小母さん達になってしまったのであります。
たまのことですからねえ、まあ、いいか!にしておきましょう。
久しぶりでしたが、とても楽しい一時を過ごしました。
いつしか時は過ぎ、まだ明日に仕事を持つ人もいますからお開きとなりました。
「あっ、携帯がない」と言うので、もう一人がダイヤルをプッシュすると、呼び出しの音が鳴る。
「大丈夫あるわ」
と言って帰って行ったのですが、10時過ぎ、部屋の中で聞き慣れぬ電話の呼び出し音がするではありませんか?
ありゃ!と思って、皆で見ていたアルバムを持ち上げると、なんと、そこには彼女の携帯が!!
翌日の午後、京都に出たついでに渡すことが出来ました。
これで万事目出度しと思ったら、何と、さきほど携帯にメールが入りました。
内容は、宴会の日に皆で立ち寄ったJAで買物をするとき、ポイントカードを使って貰おうと彼女に渡したカードが財布に入ったままでなので、今から郵送します。とのこと。
何と!私たちは、すごく老人力がついてきているのだなあ~
思わず一人で笑ってしまいました。
「笑いとは人間のみが持つ機能だ」
これは、彼女と会った日に見た映画 「奇跡のリンゴ」の中で主人公がつぶやいていた言葉です。
映画の中で、重要なキーワードにもなっていたのですが・・・
その時私は思ったのです。
「笑いとは、人間という群れで生きる生き物の特性なのかもしれない。一人きりだと笑うこともない」
この経過を考えれば、人間は一人でも、笑う時は笑いますね。
しかし、それは、目の前にいなくても、私と友人の関係性を感じればこそ笑えると言うことです。
そう、やっぱり、人間は一人では生きては行けない。
離れていても、友達があっての私の存在でございます。
なんか、そんなことを思ったのでありました。
それにしても、この私、最近とみに超強烈な老人力を発揮し出した様な気がしています。
この時代、定年まで職場でがんばるという事がいかにたいへんなことであるか!
同じような条件の下で働いてきて、定年まで持ちこたえられず、7年も早く退職してしまった私には、その辛さが骨の髄まで分るような気がするのです。
ここ数年で、何人かの友達が、50代に入って、次々と退職していっています。
機会均等法で男女格差はなくなったという建前ですが、格差はあり、なおかつ女性特有の更年期の体調の不調が、女性の働きづらさに輪を掛けているのではないのかという気がするのは私だけだろうか?
それに早期退職していった人達は、私から見れば、人一倍、真面目で、よく働き、お客様からの信頼の厚い人達ばかりなのです。
職場の状況が、ますます過酷になって来ていることをしみじみ感じます。
と言うわけで、彼女の退職は、まさに奇跡の定年退職です。
心から祝いたいと思いました。
でも、何かお祝いをと聞いても「何にも入りません」というのみです。
そこで、先日、我が家で、女三人の宴会をしたのであります。
雨続きの日々でしたが、その日、6月30日は、お日様が顔を出してくれたので、湖も晴れ渡り、気持ちの良い一日を過ごせました。
朝6時の空です。

なにしろ我が家で出来るご馳走は景色だけなのです。
道の駅に朝走って買って来たトウモロコシや青菜、茄子等を茹でて、シンプルイズベストの野菜づくし。
茄子を茹でて刻んだニンニクと醬油で和えるだけですが、結構いけました。
来てくれた、もう一人の友達が、お料理好きで、カマンベールチーズを見ると、
「トマトをオリーブオイルで焼いて掛けると美味しいですよ」と言い、即座に作ってくれました。
熱いトマトソースが掛かってチーズがとろりと溶け美味しかったです。
あれやこれやで、スパークリング赤ワインを1本空けました。
第2弾は、
以前買ったことのある鮎の一夜干し、これが美味しかったので、焼いてみました。
それに、堅田にある豆腐屋さん「治郎兵衛の豆腐」これが美味しいのです。ミョウガと青じそで冷や奴や漬け物。
日本食ですから、スパークリング白ワイン。
第3弾は
近江牛をオリ-ブオイルでさっと焼いてサラダetc....
赤ワインを、2本飲んでしまいまして、結局、昼から夜に掛けて、3人でワインを4本という、酒豪の小母さん達になってしまったのであります。
たまのことですからねえ、まあ、いいか!にしておきましょう。
久しぶりでしたが、とても楽しい一時を過ごしました。
いつしか時は過ぎ、まだ明日に仕事を持つ人もいますからお開きとなりました。
「あっ、携帯がない」と言うので、もう一人がダイヤルをプッシュすると、呼び出しの音が鳴る。
「大丈夫あるわ」
と言って帰って行ったのですが、10時過ぎ、部屋の中で聞き慣れぬ電話の呼び出し音がするではありませんか?
ありゃ!と思って、皆で見ていたアルバムを持ち上げると、なんと、そこには彼女の携帯が!!
翌日の午後、京都に出たついでに渡すことが出来ました。
これで万事目出度しと思ったら、何と、さきほど携帯にメールが入りました。
内容は、宴会の日に皆で立ち寄ったJAで買物をするとき、ポイントカードを使って貰おうと彼女に渡したカードが財布に入ったままでなので、今から郵送します。とのこと。
何と!私たちは、すごく老人力がついてきているのだなあ~
思わず一人で笑ってしまいました。
「笑いとは人間のみが持つ機能だ」
これは、彼女と会った日に見た映画 「奇跡のリンゴ」の中で主人公がつぶやいていた言葉です。
映画の中で、重要なキーワードにもなっていたのですが・・・
その時私は思ったのです。
「笑いとは、人間という群れで生きる生き物の特性なのかもしれない。一人きりだと笑うこともない」
この経過を考えれば、人間は一人でも、笑う時は笑いますね。
しかし、それは、目の前にいなくても、私と友人の関係性を感じればこそ笑えると言うことです。
そう、やっぱり、人間は一人では生きては行けない。
離れていても、友達があっての私の存在でございます。
なんか、そんなことを思ったのでありました。
それにしても、この私、最近とみに超強烈な老人力を発揮し出した様な気がしています。
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最終更新日 : -0001-11-30