4月の後半は、九州で過ごしてきました。
今回も九州新幹線「さくら」を利用したのです。
新大阪まで新快速を利用して、そこから始発の「さくら」に乗ります。
新幹線の乗り場に向っていたとき、見つけたのがこれです。

以前、お菓子の名前で、北海道の「白い恋人」をもじって、吉本興業が「面白い恋人」で売り出した菓子が、商標登録の裁判になって話題になったと思うのですが、今度は「東京バナナ」のもじりかしら!?
話題性はないと思いますが、商魂たくましき大阪に脱帽という感じです。
根性のない私は、このたくましさを少し分けて欲しいと感じたのでした。
それにしても、新大阪駅の、九州新幹線乗り場はとても不便な場所にあります。
きっと、後からホームを付け足して作ったせいだと思うのですが、エレベーターの場所も分りにくいし、通路も曲がりくねっている。その上、ホームには待合室がないのです。
時間に余裕を持って行かないと、駅に着いてから、焦ることになりそうでよす。
さて、私、新幹線というのは、名前で種類が違う物だと思い込んでいたのですが・・・・
ホームに入ってきた「みずほ600」

社内掃除をしている間に、
なんと「さくら553」に変身したのでビックリいたしました。
「なあんだ、値段が違っても同じ車両なんだ!」
と思うと、ジパング倶楽部利用で、みずほの使えない私は、少し得した気分になったのでありました。
まあ、いじましい性格だとは思うのですが・・・

そして、指定席の隣にやってきたのは、見目麗しき、若き男性でした。
本当に若くてピカピカ、生後3ヶ月の男の子です。

それでも、しっかりカメラ目線を流してくるのは、さすが現代っ子です。
鹿児島まで、お祖父ちゃんお祖母ちゃんの家への初めての旅行だとか・・・
お母さんは、ずっと抱っこで、お疲れだったと思います。
「ちょっと抱っこしときましょうか?」
「いえ、もうすぐ授乳室に行きますから」
とあれこれお話をして
「私が子供の頃は、博多の市電の中で、お母さんは座席に座ったまま赤ちゃんにおっぱいを飲ませていたんですよ」
というと
「野性的だったんですねえ~」と感心されてしまいました。
ざっと50~60年前に過ぎないのですが、時代の変遷を、しみじみ感じたのでありました。
九州は、もうツツジが満開の季節でした。

これは、小手毬かしら?

藤の花

花は咲けども、今年は、いつまでも寒くて、夜は暖房が必要なほどでした。
体調を壊していた姉が病院から復帰してきたので、顔を見に行ったのですが、元の元気にに戻って一安心です。

姉の友達も、訪ねてきてくれて会話が弾みます。
「奥さん、どげん、しよらっしゃたとですか?」
(博多弁、とても丁寧ない言い方です)
もうちょっと仲良しだと
「どげん、しとんしゃったとね?」
これが友達や身内だと
「どげん、しっとったん?」
このように、方言プラス敬語、そして語尾変化
世界で一番難しい言葉かもしれませんね。
彼女達の昔話を聞いていると、これが日本だったの!と、かなりビックリします。
家制度の中での嫁の立場というものは、とても忍耐を強いられたものだったのです。
「藪入りと盆だけ、歩きに行ってもよかていわれて・・・それでも、翌日の午前中に帰らんならんげん・・・」
藪入り、本来は1月16日と7月16比のことですが、この場合、1月16日を指しています。
歩きに行くというのは、お嫁さんが実家に帰っても良いという意味のようです。
と言うことは、結婚は、ほぼ歩いて日帰りできる圏内の地域で行われていたのでしょうか?面白い表現だと思いました。
近代日本の50年、100年の、すべての移り変わりは恐ろしいほどの変化に富んでいます。
これから先の100年は、いったい、どうなることだろうか?
ふと、思った旅でした。
今回も九州新幹線「さくら」を利用したのです。
新大阪まで新快速を利用して、そこから始発の「さくら」に乗ります。
新幹線の乗り場に向っていたとき、見つけたのがこれです。

以前、お菓子の名前で、北海道の「白い恋人」をもじって、吉本興業が「面白い恋人」で売り出した菓子が、商標登録の裁判になって話題になったと思うのですが、今度は「東京バナナ」のもじりかしら!?
話題性はないと思いますが、商魂たくましき大阪に脱帽という感じです。
根性のない私は、このたくましさを少し分けて欲しいと感じたのでした。
それにしても、新大阪駅の、九州新幹線乗り場はとても不便な場所にあります。
きっと、後からホームを付け足して作ったせいだと思うのですが、エレベーターの場所も分りにくいし、通路も曲がりくねっている。その上、ホームには待合室がないのです。
時間に余裕を持って行かないと、駅に着いてから、焦ることになりそうでよす。
さて、私、新幹線というのは、名前で種類が違う物だと思い込んでいたのですが・・・・
ホームに入ってきた「みずほ600」

社内掃除をしている間に、
なんと「さくら553」に変身したのでビックリいたしました。
「なあんだ、値段が違っても同じ車両なんだ!」
と思うと、ジパング倶楽部利用で、みずほの使えない私は、少し得した気分になったのでありました。
まあ、いじましい性格だとは思うのですが・・・

そして、指定席の隣にやってきたのは、見目麗しき、若き男性でした。
本当に若くてピカピカ、生後3ヶ月の男の子です。

それでも、しっかりカメラ目線を流してくるのは、さすが現代っ子です。
鹿児島まで、お祖父ちゃんお祖母ちゃんの家への初めての旅行だとか・・・
お母さんは、ずっと抱っこで、お疲れだったと思います。
「ちょっと抱っこしときましょうか?」
「いえ、もうすぐ授乳室に行きますから」
とあれこれお話をして
「私が子供の頃は、博多の市電の中で、お母さんは座席に座ったまま赤ちゃんにおっぱいを飲ませていたんですよ」
というと
「野性的だったんですねえ~」と感心されてしまいました。
ざっと50~60年前に過ぎないのですが、時代の変遷を、しみじみ感じたのでありました。
九州は、もうツツジが満開の季節でした。

これは、小手毬かしら?

藤の花

花は咲けども、今年は、いつまでも寒くて、夜は暖房が必要なほどでした。
体調を壊していた姉が病院から復帰してきたので、顔を見に行ったのですが、元の元気にに戻って一安心です。

姉の友達も、訪ねてきてくれて会話が弾みます。
「奥さん、どげん、しよらっしゃたとですか?」
(博多弁、とても丁寧ない言い方です)
もうちょっと仲良しだと
「どげん、しとんしゃったとね?」
これが友達や身内だと
「どげん、しっとったん?」
このように、方言プラス敬語、そして語尾変化
世界で一番難しい言葉かもしれませんね。
彼女達の昔話を聞いていると、これが日本だったの!と、かなりビックリします。
家制度の中での嫁の立場というものは、とても忍耐を強いられたものだったのです。
「藪入りと盆だけ、歩きに行ってもよかていわれて・・・それでも、翌日の午前中に帰らんならんげん・・・」
藪入り、本来は1月16日と7月16比のことですが、この場合、1月16日を指しています。
歩きに行くというのは、お嫁さんが実家に帰っても良いという意味のようです。
と言うことは、結婚は、ほぼ歩いて日帰りできる圏内の地域で行われていたのでしょうか?面白い表現だと思いました。
近代日本の50年、100年の、すべての移り変わりは恐ろしいほどの変化に富んでいます。
これから先の100年は、いったい、どうなることだろうか?
ふと、思った旅でした。
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最終更新日 : -0001-11-30