魚だって大空を飛びたい !

Moi, un poisson. mais,je voudrais voler dans le ciel !

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2007-06-17 (Sun) 11:30

しまらない話

6月16日、土曜日は、朝から出だしが悪かった。
4時頃目覚めたら、『頭が痛い!』喉もちょっとイガイガして風邪っぽい。
薬箱を取りに行って鎮痛剤とマスクを引っ張り出す。薬は空腹時には飲まない方が良い。とにかく厚手のマスクにガーゼを挟んで喉を防御し、マッサージ機に移動して、バリバリの背中をもみほぐす。
そのあとソファーに移って7時頃までウトウトするが、やはり頭痛は治っていない。
昨夜は、山科で最終電車の1本前だったので帰宅は、シンデレラタイムだった。12時滑り込みセーフぐらいね。
仲よし3人で、行きつけの三条河原町の「浜町」(安くて美味しい。感じが良い。お勧めです)で、一品物を分け合い、アルコールをグラス1杯ずつ。そのあと、長年お馴染みの喫茶店に行ったら、なんと1974年から続いた店の閉店の日だったのです。
最後の記念にと、貰ってきたコースターがこれです。
070617-1
右側の肩に鞄をかけて歩き回ったのが、敗因だったのかも・・・私の右肩は、ガラスの肩というか、ちょっと重たい物をかけただけで痛み出すみたいだ。長年の仕事で培った(そんな使い方ってしませんよね)疾患でありましょう。グタグタ言っても仕方がない。
まあ、そんな訳で朝から体調は最悪。起き出して洗濯をして、散らかった物を片付け、とにかく朝ご飯にトーストと野菜ジュースを飲み、鎮痛剤を飲んで11時すぎまでソファーで横になる。
昼だ!私は何があろうと「飯は食うのだ」[:食事:]と炊飯器の蓋を開けると、昨日の昼に炊いた16穀米の御飯が、ドロドロ状態になって居るではないか[:びっくり:]
一日ぐらい大丈夫だろうと炊きあがった御飯のスイッチを切って、そのままにしていたら[:たらーっ:]熱すぎる状態でほっておいたのが悪かったのだろうか?白米だけだったら大丈夫だったのかも知れないが、これから気をつけなくては・・これが、不幸の第2弾!
でも、とにかく今日は、日仏会館の仏語体験授業に行く予定なので、1時半には家を出なくてはいけない。
飯は諦め、でもパンを食べて出かけた。乗り換え3本で、かなり不便な場所。
それに、日仏会館は京大の向かいで、生徒には、やはり学生が多い、しかも、賢い子が来るので授業に付いていけるか、とても不安だ。
3時から1時間の体験授業で、20人ぐらいの女性が来ていた。小学生から60歳ぐらいまでで、なんと言ってもピカピカの可愛いお嬢さん達が多い。
嬉しいことに先生が、滅茶苦茶イケメンの若いムッシューなのだ。どんなって、そうね。髪を伸ばしていた頃のベッカムを小柄に、可愛くしたような感じ。鼻と言えば、ロバートレッドフォードの鼻ですよ。わあーい![:ときめき:]
その彼が、「ボンジュール、マダム」と言ってしっかり握手して廻るのである。「私、マダムちゃうんやけど」と思いながらもマドモワゼルと言えとは、さすがの私も言えません[:怒り:]
入門講座の体験だというのに、ぶっつけ本番の会話で、挨拶、自己紹介、私は左京区に住んでいます。あなたは?私はフランス人です、あなたは?どんどん展開する。まず先生が見本を見せて、生徒どうし隣り合わせでやり、その後、全員立ち上がって、3人以上の挨拶交換しなさいと・・・日本語は、使わず、分からないときは
「Qu'est-ce que ca veut dire 」(それはどういう意味ですか?)
「 Ça veut dire[:1:][:2:][:3:]」(それは1,2,3です)
と言う風に聞きなさいと・・・
とにかくテンポが速い。隣の若い子に後で聞いたら、「第2外国語はスペイン語なのでフランス語は初めてです」とのこと。19歳と20歳だってよ!
若い子の吸収力はとにかく早い[:拍手:]
語学はまったく駄目な高校生だった私、でもこの3年歌で暗記した言葉と1年間のラジオフランス語のお陰で、この体験では、なんとかついて行けた。
というか、若い子に「一番しゃべってたじゃないですか」と言われてしまった・・・トホホ[:あっかんべー:]
いやあ、問題は本番の授業に付いていけるかだ・・・・
が、此所まで来たら、恥という言葉を私は捨てている。入門講座を申し込んでみようかな?
この日に覚えたのは、
「それは簡単」C'est facil 
「それは難しい」 C'est dfficile 
難しいは知っていたが、簡単とかやさしいは知らなかった。
それと「OK」という意味の Par fair 
fair が「する」という様な意味だから出来ますというような感じの言葉かなと思った。
後で 正しくは parfait (完璧な)が正しいと分りました。
先生が質問し、答えが合っていると、我がベッカムちゃんは、にっこりと「Par fair 」と言うのだった。
そうそのベッカムの発音が日本とは全然違う。イギリス人の表現の時に「ムシウー、べキャーム」ってだれも分からなかった。
先生「En Japonais 」(日本語では)と聞くので・・
即座に「ベッ [:右斜め下:]カム」とべっが重たいのが日本の発音ね。
「ノンノン」(ちゃいますねん)
「べ[:右斜め上:]キャーム」と上がるのがフランスなのだった。
私達の知っているベッカム君どこに行ってしまったのだろう?という感じでありました。
そして、あとの野暮用をすませ、夕食は、スーパーで10%引きとなった弁当ですませた。
疲れているし手抜きはしゃあないよねえ・・・
10時、忙しい日は終わった。小母さんよくやったと自分で自分を褒めてやり、
寝る前に開けはなっていた窓を閉めるが・・・・う、う、動かん・・・
20㎝ほどの隙間を残して、押しても引いても窓がビクともしなくなった[:びっくり:]
どうしたらいいのだ・・・・どうしようもないではないか[:!:]
まさに不幸の第3弾。しかも大当たりではないか?
工務店の知り合いに電話をかけて、いつでもいいから見てくださいとたのむが、まさか夜の11時に来て貰えるはずもない・・・来て貰うのも、ちょと困るし・・・
隙間20㎝では、泥棒も入れないだろう。入ろうとしてこじ開けてくれたら助かるぐらいだし、その音で、眠りの浅い私は気がつくだろうからと、諦めてそのまま不安な眠りにチャレンジするのでありました。
ですから、その日は最終まで閉まらない一日となったのであります。
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最終更新日 : -0001-11-30

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