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2022-11-27 (Sun) 21:00

一人紅葉狩りで足の衰えを実感する 延暦寺と日吉大社

紅葉の季節を見逃してしまいそうなので、遅まきながら比叡山まで出かけてきました。

私の年代だと「 連れ持っていこう」がほとんどだと思いますが、私はもう卒業させてもらいました。
連れ持っては関西の表現で、一緒に行こうよの意味です。
女の子たちは、学校の休憩時間に トイレでさえ 連れ持って行ってたものです。
こんな思い出は古すぎるかなあ〜・・・😆

さて、前回も確か一人で行った比叡山、あれはいつだったっけ?
なんと、2017年の1月3日、初詣に出掛けていたのでした。

この時は、延暦寺から 京都側に降りる比叡山ケーブル駅まで歩きかけ、途中で諦めて引き返してました。その時の距離は 22,400歩。
今回、帰宅して歩数計を見れば13,000歩に過ぎませんでした。

まあ仕方がありません。
あれから ほぼ8年経ち、今では駅の階段でもエレベーターを探し、石段の上り下りは手すりなしでは難しくなりました。
それでも、歩ける間は 自分ペースで行動したいと思う2022年の締め(まだ早いか😄)なのでした。
 
JR 比叡山坂本駅から、路線バスが出ています。
7年前はバスは利用せず歩いて行きましたが、素直に乗ります。

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日吉大社の次が比叡山ケーブル駅で、往復チケット 1650円を買い乗車です。
列車名、行きが「福号」 帰りが「縁号」と名付けられています。

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山頂駅で下車して、延暦寺まで 1km弱は歩かなくてはいけません。
前回は苦もなく歩けたけど、トロトロと人に抜かされながらゆっくりと歩きました。
残り少ない人生、そんなに焦ってどうするんだい?

まずは延暦寺のメイン、根本中堂へ。
工事中の堂内を 靴を脱いで拝観させていただきました。(徘徊ではない!)


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鐘撞堂には人の列ができていて、ひっきりなしの鐘の音がうるさい!

以前は登った石段も、もう登るのは無理なのでパスして、横目で眺めて通り過ぎました。

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今回は、国宝殿で展示されている 比叡山の秘宝を拝観するのが目的というか、延暦寺参拝料金以外に、この国宝殿の入館料も先払いしたので 見ずに帰るわけには行かないのです。😓
この館内は、撮影禁止で残念ですが、地下1階から3回まで展示場があり、思いの外 広い展示館でした。
お顔の優しい古仏は、無神論者の私の心でさえ癒してくれる様です。
3階は、ここの学舎で学ぶ生徒さんたちの作品、絵画や書が展示されていました。

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それにしても、延暦寺は 古代から今に至るまで、行政とガッツリ繋がっているんだなあ〜
と感じてしまった私です。
統一教会なんて、それを思えば チャラいもんですよ。

延暦寺に紅葉はなかった! 😭
あったのかもしれませんが、時期すでに遅しだったのでしょうね。
そこで、帰路に、日吉大社にと思ったのですが、そこも もう盛りを過ぎていました。
日吉大社から坂本駅までは、道沿いの宿坊や寺を眺めながら、ゆっくり歩いてみました。
10日前に来たら、どんなに色鮮やかだっただろうと思います。
しかし、これも風情があってよろしいと思いましょう。

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道路から見えた大銀杏のあるお寺の境内に入ってみました。
この樹の下に降り積もる枯葉を、毎日箒で掃き取り 玄関脇には巨大なゴミ袋の山が・・・
ご苦労様でございます。 🙏
黄金の枯葉は美しいけれど、雨に打たれたら無惨な姿になってしまいますからね。
フランス語で 枯葉という有名な歌がありますが、
原題は Les feuilles mortes (死んだ葉)で Les feuilles séches(乾いた葉)ではないのですよ。
枯葉に何を思うか というところで 国民性の違いを感じるのでした。

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日本人は、諸行無常というか 死は重く苦しく冷たいでなく、枯葉が舞い落ちて消える。
軽やかなイメージなのかもしれません。

それにしても、前回の半分ぐらいしか歩けなかったけど 疲れは二倍ほどでございました。
3度目は 行くことができるだろうか?

まあ、それも風まかせ、来年考えようね!




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最終更新日 : 2022-12-02

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