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2018-06-27 (Wed) 18:03

沖縄慰霊の日に思ったこと

6月23日 土曜日。
京都木屋町、めずらしく雨で人通りが少ない日でした。

180623-S1336

家を出るときは曇り空でした。

天気と時間を確認するためTVのスイッチを入れると「沖縄慰霊の日」の式典を映していました。
沖縄県知事翁長さんが、平和宣言をしてる所でしたが、私には時間が無い。
録画スイッチを入れて、帰宅して、改めてじっくりと見ることにしました。
帰宅して、夜にゆっくり改めて見たのでした。
そして思ったのです。

言葉は、それを発した人の心の色を放つと・・・

抗がん剤の投与治療中にもかかわらず、自ら出席して平和宣言を読み上がられた翁長さんの姿。
その姿と、宣言文に、不退転の覚悟を感じました。

沖縄県浦添市立港川中学生の少女の詩「生きる」の朗読。
何という感受性、何という知性、何という表現力!
汚れのない、まっすぐに現実と過去と未来を見据えて、堂々と暗唱する姿。
その詩の内容の素晴らしさに、なんども泣きそうになってしまいました。

その時目を閉じていた安倍首相は何を思っていたのでしょうか。
彼のあいさつは、きれいな言葉をふんだんにちりばめてある丁寧なものでした。
でも、まったく私の心には届いてくれません。
どうしようもなく遠い所からの声というか・・・どこがどうと、引用する気にもなれません。

でもあえて言います。2点だけが印象に残りました。
その1
「本年3月には、嘉手納以南の西普天間住宅地区跡地の引き渡しが実現し、跡地利用の取り組みが進んでおります。「できることはすべて行う」。引き続き、この方針の下、沖縄の基地負担軽減に全力を尽くしてまいります。」

つまり、出来ないことは出来ないからしません ちゅうことかい?

その2
私が先頭に立って、沖縄の振興を前に進めてまいります。

あなたが先頭に立ってるから、沖縄は苦しんでいるのではないのか?

沖縄慰霊の日 知事平和宣言(全文)
毎日新聞のサイトから

平和の詩「生きる」全文
毎日新聞のサイトから(動画付きです)

安倍首相あいさつ全文
朝日新聞のサイトから

多くの人々が、今の日本の政治に愛想を尽かしています。
あきらめてはいけないと、この少女の詩に、叱咤激励された気持ちです。
一部紹介させて頂きます。全文は上記サイトからどうぞ。

私は、今を生きている。

みんなと一緒に。

そして、これからも生きていく。

一日一日を大切に。

平和を想って。平和を祈って。

なぜなら、未来は、

この瞬間の延長線上にあるからだ。

つまり、未来は、今なんだ。

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最終更新日 : 2018-06-27

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