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2018-06-22 (Fri) 18:24

部屋がユラリと動いて思ったこと

今朝22日の5時前の琵琶湖です。
雨続きでしたが、ようやく朝日が昇ってきました。

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18日の朝、皆さんはどうしていましたか?
いつもの私なら、朝食を食べているはずの時間でした。
でも、この日は、内科の定期検診に行く予定の日なので、朝食抜きでボーッとテレビを見ていました。

7:58 ユラユラと部屋が揺れ出しました。
「おっ、地震だ!この位置なら周りから倒れてくる物はないから、まずは大丈夫 」
何しろ、重たく高価な家具など一切無い我が家です。
地震に備えてではなく、単に金がないだけの話なのですが・・・

震度4以上かもと思っていたら、直後にTVで地震情報が流れてきました。
予想に違わずの震度でしたが、震源の大阪は震度6らしい。
地震直後は被害情報がはっきりつかめません。
「それほどの地震ではなかったのかな?」
と思いつつ、出かけなくてはいけないのでドアに鍵をかけ、外に出ました。
エレベーターの前まで行くと、ストップしていました。
11階から歩いて下りるしかありません。
トータル、154段・・・まあ、運動になるから良いいんです。
でも、この時間帯は、デイケアのお迎えの時間帯です。
非常階段を、ある人は車いすを抱え、また別の人はお年寄りを背負ったりして、大変だったと思います。

それでも、ライフラインに異常が無く、日常生活が脅かされなかったのは幸いでした。

1995年の阪神大震災の時と大きく違ったのが情報の早さだと感じました。
九州の親戚から、ラインで「大丈夫?」と入ってくる。
昼前に帰宅しましたが、エレベーターはまだ復旧していませんでした。
154段をエッチラオッチラ登ってうちにたどり着きました。

iPadでメールチェックをしたら、加入しているサークルのメーリングリストに、10人ぐらいの状況報告が入っていました。

メンバーの一人が「みなさん大丈夫ですか? ?」と問いかけると
それぞれが答えてくる。
「こちらは大丈夫です!」
「京阪電車に閉じ込められてます? 」
「道管が破裂して、洪水になってる道路があります。 外壁に亀裂が走ってる建物があります。ガスは止まってます。 水道は出るのに、水が売り切れです。」 etc

京都は、普段とあまり変わりが無いけど、大阪の高槻、茨城あたりは、かなり揺れたようだと分かりました。

神戸の地震の時は、職場の同僚の実家が、神戸の長田区で、電話をかけても携帯でも繋がらず、家族が震災地にいる人は、不安に駆られてるだけでした。
そして、西宮に家族の居る友達は、バイクで職場を飛び出し、3日ほど職場にも連絡無しの状態だったのを思い出しました。
実際に、震度の高い場所で、地震に遭遇したら、恐怖度は一緒だと思います。
でも、安否確認が速やかに出来るのは、ありがたいことだと思います。

この20年で、情報の共有化の速度の進化というものを、まざまざと感じました。

土壇場で、本当に必要なのは、ご近所の相互協力しかないと思います。

最近は、昔のようなご近所づきあいという関係は、ほとんど無くなっているとは思いますが・・・
昔って、どのくらい昔なの?
と問われたら、ちょっと困りますが、私のイメージの中では、ざっと50~60年前です。
ご近所に、母の作った総菜や、お菓子を 
「つまらないものですが、食べてください」とふきんを掛けた皿を持って行ってた頃。
ちょっと、古すぎますか・・・?

日常的に接触はなくても、私の現在住んでいる集合住宅の住人の大半は、非常事態になれば、助け合える人達だと感じます。

私は、今年の4月から、管理組合の役が、また回ってきました。
23年住んで、入居の年に1回目、10年以上経って2回目、そして今年が3回目です。
実質参加するだけで、月3日ほどの駐車違反点検が私の主な仕事です。
次は、もう無いよな~(高齢で引き受けるのはむずかしくなってるだろう)。
でも出来る間は頑張ろうと、末席を汚しましたが、役を担った理事さん達のまじめさには感心させられます。

最後の頼りは 人間力 それしかない。

この地震の日まで、もうお迎えを待つだけの日々を過ごす自分だと思っていたのです。

ちょうどこの前々日16日の日曜日に、亀岡で開かれたイベントで、モンベルのCEOの講演と、5人の山と岩の専門家達のシンポジウムを聴かせてもらいました。

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モンベルとは登山道具や汗の乾きの良い着心地の良い衣類のメーカーで、恥ずかしながら、私は、フランスの会社だと思い込んでいたのです。
山(montagne モンターニュ)と美しい(belle ベール)を組み合わせて社名にしてあるのだと思い込んでおりました。
だから、社長だったらフランス人と違うの?と勝手に思い込んでいたのです。

なんと、ほんまの大阪人でした。
お話が面白くて、いつまでも聴きたいと思ったぐらいです。

この方は1947年生まれで、もう70歳を超しているのですが、なんと気力体力知力に溢れた人であろうか!
と感心したのでした。
中学生の時に、学校の国語の教科書で、アイガー北壁登攀記を読んで、自分も登ろうと思い立ち、家に帰って、貯金箱にマジックで書いてアイガー貯金を始めた。
21歳で10歳年上のザイルパートナーとアイガー北壁を、21時間で登った。
岩の次は、カヌーをやり出して、世界中飛び回った話を聞きました。
優れた人間が持っているものは「集中力、持久力、判断力」
だそうですが、それだけでは足りない。
最後に必要なのは、とっさの 「決断力」 だそうです。

ああ、私には、どれもないものばかりです。

私の参考になるものって何かあるかな?
ありました。
言葉ではないのですが、その話す姿が「いくつになっても人間は夢を持つ能力がある」と語っていました。

このシンポジウムにコメンテーターとしてきている、他の2人の方も同年代かな思いましたが、みんな凄い!
でも、未来に向かって、夢を持って、会社を育て若者を育てている姿に感動をもらいました。

若さは年齢ではないと感じさせられたのです。

いや、心の若さはと言い直さなくてはいけないかも知れませんが・・・

年齢を超えて、心の若さで、世の中繋がりたいものだと思った次第です。

そうすれば、災害が起ころうと、経済が悪化しようと、助け合って生きていけるのではないかと・・・

この舞台では、老若男女で構成された和太鼓も楽しませてもらいました。

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一つの太鼓を二人で叩いていた小学1年ぐらいお兄ちゃんと4、5歳の弟さん。
一生懸命で、とても可愛らしい勇姿を見せてくれました。



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最終更新日 : 2018-06-22

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