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2017/11/29

サルタンバンク・・・猿の人材派遣会社か?

勤労感謝の日とは
上から二つは、労働の祝い、労働者の祝いで、どっちかというと5月のメーデーという感じになります。

三行目の「働く人々に感謝をする日」 これがぴったりなのでは・・・

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25日は、生徒が4人だけだったので、話のネタがなかったらどうしようと心配しながら授業に行きました。
でも、心配無用でいろいろな話題で楽しく進みました。
まずしゃべり出したのは、私でした。
先週見に行った、劇団大阪の演劇にの感想を話したかったのですが、自分が消化し切れていないものを話せるわけがありません。
しどろもどろもの私の話から、内容を拾って、再構成してくれる先生に感謝です。
私は、その舞台は、日本の小さな村だと言いたくて、〈C'est un petit village au Japon. 〉と言ったのでした。
これだと「それは日本の小さい村です」になってしまいます。
それを言うなら、こうだよと直してくださいました。
Ça se passe dans un petit village du Japon.
(それは日本の小さい村で起こったことだ。)
「そやそや、そういえば、そういうの習ったよね~」と言うと、皆大笑い。
私の頭の中では、Ça se passeはパスしてしまってました。

芝居 は un pièce 、劇場は  un théâtre、 劇団は  un troupe de thèâtre

面白いのは主役、男性はリエゾンしないのに、女性だけリエゾンするのだそうです。
Le héros( ルエロー )    
L'héroine  ( レロインヌ )

    
社会問題を取り上げた演劇だったので、私は présenter 提示するを使ったのですが、このように直してくださいました。

Ce sont des pièces qui dénoncent des problèmes de société.
それらは、社会問題を告発する劇だった。
あ~あ、いつまでたっても話せない私です。

次にバラ姫様が映画「ゴッホ~最後の手紙~」を見てきた話から、映画の題名の翻訳の難しさになり、では文学ではと話題が飛びました。
先生は、夏目漱石、谷崎潤一郎、三島由紀夫などがお好きのようです。
漱石の「吾輩は猫である」は、 そのまま〈 Je suis un chat 〉私は猫です なのですが
「心」は、le cœur(心) ではなく 〈 Le pauvre cœur des hommes 〉 男達の哀れな心 となっているそうです。
「じゃあ、谷崎の細雪は!?」と文学少女のバラ姫様は叫びました。「もしかしたら Quatre sœurs(四姉妹)?」
大正解でした。
面白かったので、ネットで探してみました。

おなじみ、「吾輩は猫である」

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「草枕」 そのまま、草の枕ですが、フランスの枕だと柔らかそうですね。

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坊ちゃん
四国松山のイメージをうまくつかんであります。

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「細雪」、たすき掛けの真っ赤な着物・・・これは、ちょっとイメージと合わないような・・・

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「痴人の愛」

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次に、Yoshi さんが、北野天満宮の紅葉を見に行ったら、25日は天神さんの市の立つ日で、沢山の屋台と、猿回しをしていた。
よく調教されていたけれど、かわいそうで嫌だったと言う話を・・・

入って左の言い方は、ジェロンディフを使うのだそうです。

C'est en entrant à gauche.
それは入って左です

芸をしていた猿は、よく仕込まれていていた。
deresser は、調教をする、しつける、服従させるなどの意味があります。
éduquerは教育する

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私は、思わず聞いてしまいました。
dresser à mon mari 亭主を調教する って言い方ありかな?」と
こういう言い方は、世界共通なんですね。 使えるそうですよ。

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Yoshi さんが猿回しを、どう言おうかと悩んでいたら、バラ姫様が 「サルタンバンク!」と言って、先生も「あ~」と分かったようで、二人で納得しておりました。
サルタンバンクって何?もしかしたら、猿の派遣会社のことかしら?
人材バンクみたいなもので・・・と悩んで、後から調べました。

お猿さんとは関係ありませんでした。でも、猿を使うこともありそうです。

Saltimbanque
大道芸人、軽業師、曲芸師 と辞書に掲載されておりました。

ピカソの〈サルタンバンクの家族〉という絵は有名なようです。

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ああ、なんと知らないことだらけでしょう!
長く生きているのに恥ずかしいです。反省します。

なに!反省だけなら猿でも出来るって・・・・・

それは、働き者のお猿さん達に対して失礼です。

猿さんにも、勤労感謝の日はお休みをあげましょう!
2017/11/17

カタロニアの海と空

2017,11,11の授業は、 France24の番組  Vous êtes ici  を使ったものでした。
この中に出てくるナレーションと会話を、先生は、全部書き起こししてくださったのでした。
話しているのを文字に直すのは、すごい手間ですよね。
トランスクリプションを読みながらでも、聞き取れない私です。苦労をかけてごめんなさい。
やっぱり、ぎりぎりまで時間が掛かってしまいました。

La Côte catalane, un écrin majeustueux entre ciel et mer 
      カタロニアの海岸、空と海の間の厳かな映像



Derrière la brume, la montagne sacrée des Catalans, le Mont Canigou. Du haut de ses 2784 mètres, le pic du Canigou fut longtemps considéré comme le plus haut sommet des Pyrénées.
霧の後ろに、カタロニア地方の聖なる山、カニグー山がある。高度2784メートル、カニグー鋭鋒は、長い間ピレネー連邦の最高峰だと見なされていた。

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地名  Cadaquès の読みはカダケスでした。訂正します。ビデオの後半で、確かにカダケスと言ってます。

En son sein, l’abbaye de Saint Martin. C’est l’un des premiers témoins de l’art roman en France.
その中腹に聖マルタン修道院がある。それは、フランスにロマネスク様式の初期のモデルの一つである。

Au centre de l’édifice, un espace de verdure qui symbolise le Paradis. Une vie de recueillement qu’on choisie les moniales de la Communauté des Béatitudes. Parmi elles, soeur Marie Pétra.
その建物の中央には、天国を象徴する青々とした空間がある。バティテゥード共同体の修道女を選択し瞑想の生活。彼女たちの中のマリー・ペテラ修道女は。

“On passe à travers le cloître, on voit la montagne en face, on contemple la montagne le soir avant de nous coucher. Elle est très présente dans notre vie. On est très conscients qu’on est sur un lieu exceptionnel.”
「中庭の回廊を渡るとき正面に山が見えます。私たちは寝る前、夜に山をうっとりとながめます。カニグー山は私たちの生活の中でとても大切なものです。私たちは特別な場所に居ると言うことをしみじみと感じます。」

C’est le dernier sommet des Pyrénées avant la Méditerranée. Par temps clair, on peut y apercevoir Barcelone. Depuis plus de 100 ans, le mont Canigou abrite un refuge, le Cortalet. 110 lits, au milieu des montagnes.
それは地中海につながるピレネー山脈の最後の頂だ。明るいときには、そこからバルセロナをチラッと見ることが出来る。100年以上前から、カニグー山は、山々の中央に位置し110床を備えたコルタレの山小屋を守っている。

“Il reste un peu de neige avant la barrière.
Ouais.”
「柵の前に雪がちょっと残ってる」  「そうだね」

Thomas, le gardien, rejoint son lieu de travail à 2100 mètres d’altitude. Il va vivre au coeur de la montagne.
トマ、管理人は2100mの高度の彼の仕事場所に戻ってきた。彼は山の中心部で暮らすだろう

“Alors la clé. Je m’en rappelle jamais.  
 「鍵だ。またやらなくっちゃなあ」
Ça fait combien de temps qu’il est resté fermé? 
 「どのくらい閉めていたのですか?」
6 mois. 
 「6ヶ月」
À l’intérieur, on a 6 mois d’air.”         
 「内側は、半年前のままだ」

La priorité de Thomas, remettre le refuge en état de marche. Première étape, vérifier que l’électricité fonctionne.
トマの最優先課題は山小屋をちゃんとした状態に修復することだ。最初の段階は、電気が作動するか確認する。

“Si le miracle a marché, si la foudre n’a pas tapé, on devrait avoir l’électricité … Alors, on appuie sur le bouton, ça va doucement… et voilà.”
「もし奇跡的にうまく状態を保っていたら、もし雷が落ちてなかったら、電気が通るんだけどなあ~・・・
えっと、ボタンを押して、ゆっくりと・・・よっしゃ。」


Puis, vérifier les dortoirs.          
 次に、共同寝室の確認

“Il y a un peu d’eau qui a coulé là-haut.”   
「上に、ちょっと水が流れてるな 」

Grâce à l’énergie solaire, le bâtiment est alimenté en électricité et en eau chaude. Le guide de haute montagne finit son inspection.
太陽エネルギーのおかげで、この建物には電気と温水が供給されている。高山ガイドは検査を終えた。

“C’est le décor dans lequel je vis. Les gens me disent « Ah, c’est très beau la montagne! » Ça oui!
Effectivement, mais ce qu’il faut savoir c’est que je suis à l’intérieur 80% du temps et les 20% où je suis à l’extérieur sur la terrasse, un peu dehors, là c’est … bah, vous allez voir, c’est l’explosion des yeux!”
「これが、僕が生きる環境だ。」人々は「とても綺麗な山だね」と僕に言う。確かに、そうだ!
でも、僕が時間の80%を中に居て、外のテラスに居るのは20%、外にはちょっとだけだって知っといてもらわないとね・・・君は見に行くかい?景色の素晴らしさに魂消てしまうぜ!
   

注 l’explosion des yeux! 直訳したら目の爆発

Dans quelques jours, les premiers randonneurs arriveront au Cortalet. Ce sont environ 5000 personnes par an qui dorment au refuge. À peine le temps pour Thomas de profiter du panorama.
数日後、コルタレに、最初のハイカー達が到着するだろう。1年に約5000人がこの山小屋で眠る。
トマにとってパノラマを楽しむ時間は、ほとんどない。


Changement de décor: au pied du Canigou, une côte méditerranéenne sauvage, aride, de petites criques, une eau turquoise et quelques grottes. Pour accéder à ces petits coins de paradis, quelques efforts sont nécessaires. Direction l’Espagne avec le club de randonnée de Banyuls sur Mer.
カニグーの麓の景色の変化、乾燥し野趣あふれる地中海の海岸、小さな入り江、ターコイズブルーの水、いくつかの洞窟。 これらのパラダイスの小さな一角にアクセスするには、いくつかの努力が必要です。 ハイキングクラブ、海のバニヨル(Banyuls sur Mer)と一緒にスペイン方面へ。

“C’est un chemin qui est très emprunté par les randonneurs. C’est très joli puisque surtout à cette époque, on voit des genets, des cistes, on voit du blanc, du jaune,du mauve, c’est très très joli.”
「これは、ハイカー達にとてもよく使われる道です。とりわけ、この時期はとても美しいので、エニシダ、シストなどを見ることが出来ます。白、黄色、薄紫、とっても綺麗ですよ。」

des cistes(シストの花)
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La balade nous conduit à Cadaquès, village préservé aux petites maisons blanches. Ici, pas de barres d’immeubles pour dénaturer le front de mer, pas de train et pas de route avant la fin des années 50.
このハイキングは私たちを、小さな白い家々で守られた村、カダケスに連れて行きます。ここでは、ウォーターフロントに改悪する為の建物のbarreは無い、列車も無く、50年代の終わりまで道も無かった。

Les touristes n’investissent que tardivement ce petit port de pêche. Dans les ruelles, direction l’église avec Carlos, un guide local. à la base de ce retable parfaitement conservé, les pêcheurs de Cadaquès habillés à la mode de l’époque portent sur leurs épaules toute l’économie du village.
観光客はこの小さな漁港に遅れてしか投資しない。路地で地方ガイドのカルロスと教会に向かう。
この完璧に保たれた祭壇の土台に、その時代のモードを着たカダックの漁師たちは、村のすべての経済を肩で担います。


retable

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拡大すると(上の画像別のものです)

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“Ce sont des pêcheurs qui ont financé la construction de ce retable avec de l’argent qu’ils devaient payer comme amende au moment où ils ne respectaient pas la loi de la pêche.”
漁法を尊重しなかった時に罰金を払わなくてはいけなかったお金で、この祭壇画の建設に資金を出したのは漁師達だ。

Tout en bas, sur le front de mer, il faut passer devant des villas de style moderne pour déguster une paella chez Yoann. Ce Français a installé son restaurant dans un lieu insolite.
ずっと下の海岸通り、ヨアンの店でパエリアの味見をするためには、モダンスタイルのヴィラを過ぎて行かなければならない。このフランス人は彼のレストランを珍しい場所に設置しています。

“Ici, vous êtes dans l’ancienne salaison du village avec le moulin qui servait à broyer les olives. Les olives étaient pressées ici, et quand la saison des anchois arrivait, les femmes du village venaient ici et préparaient les anchois pour les saler et les conserver toute l’année.”
「ここは、オリーブを砕くのに使われた製粉所と一緒になった村の古い塩漬け工場です。オリーブはここでプレスされ、アンチョビーのシーズンが来たら、村の女達がここに来て、塩漬けにして、一年中保存出来るよう準備したのです。」

En dessert, laissons-nous tenter par les taps, la spécialité de Cadaquès.
“C’est sucré, on sent un petit peu l’amande, c’est bon.”
デザートにカダック名物のタップを食べてみようかな。
「それは甘い、ほんのちょっとアーモンドのにおいがする、美味しい」


Une fête des cinq sens sous le soleil, voilà ce qui fait le charme de Cadaquès. Ici, la synthèse entre la mer et la montagne est parfaite, un mariage dont seule la côte catalane a le secret.
太陽の下の五感の祭、ほれ、それがカダケスの魅力をつくるのです。ここでは、海と山の統合は完璧です、カタロニアの海岸だけがその秘密を持つ融合です。

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語彙

côte (f)(丘の)斜面、海岸、 majeustueux  厳かな 荘厳な、pic (m) つるはし、鋭鋒、
fut はêtreの単純過去,
en son sein= au milieu 真ん中、 abbaye (f) 大修道院 、édifice (m) 大建築物、
recueillement 内省、瞑想、moniale (盛式誓願を立てた)修道女、
communauté des Béatitudes 宗教団体の名前、 cloître (m) 修道院の中庭を囲む回廊 、
contempler ながめる、うっとりと見とれる、conscient(e) 意識している、自覚した
exceptionnel(le) 例外的な、特別な、 abriter 守る
refuge避難所、山小屋、Refuge des Cortalets(コルタレの山小屋)wikipediaで検索出来る
rejoindre 戻る、復帰する altitude (f)高度、rappeller 呼び戻す、思い出す、取り戻す
priorité (f) 優先課題、最重要課題、 appuyer 押す、踏む、dortoir (m) 共同寝室
couler 流れる、alimenter 補給する、養う、inspection (f) 検査、視察
décor (m) 人が作った背景、環境 randonneur ハイカー、山歩きをする人
À peine le temps ほとんど時間が無い、 aride 乾いた、乾燥した、crique (f) 入り江、浦
emprunter 借りた、(道を)利用する、取る、選ぶ、époque (f) 時期、genet (m) エニシダ、
ciste 日本では、ゴジアオイ属(午時葵属、学名:Cistus)は、ハンニチバナ科の属の1つである。
balade (f) 遠足、旅行、barre  棒、線、ライン   dénaturer 歪曲する、堕落させる、
investir 投資する tardivement 遅れて、遅ればせに、 port de pêche 漁港 ruelle (f) 路地 
retable (m) 祭壇の背後の装飾衝立、conservé よく保存された、
portent sur leurs épaules 肩に背負う déguster 味見をする  insolite 突飛な、異様な
salaison 塩漬けの食品、moulin (m) 製粉所 broyer 砕く、anchois (m) アンチョビー

laissons-nous tenter ちょっと食べてみよう cinq sens  五感  synthèse (f) 統合、総括
2017/11/12

たどり着いたのは シンプル・イズ・ベスト!

2017/11/11 

天気予報は晴れ後くもり、晴れて欲しいなあ~と願いつつ出かけました。

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授業の時に先生が 「君のブログにコメントを送っておいたけれど見た?」とおっしゃったのです。
コメントが入るとメール通知がくるのですが、届いておりません。
そこで、家に帰って、自分のブログを見たら・・・・ブログに、コメント欄がないではありませんか!、
テンプレートを変更したので、よくよく見たら、コメント欄は記事の上部に移動しておりました。
でも、コメントは入っていませんでした。 とにかく、新しいフォームは、ややこしくてアカン! 
テンプレートを、また変えてみました。
カラフルなデザインも不要、色もいらない。歳のせいか、だんだんブログも断捨離に近づきつつあります。

また、「コメント」と「拍手コメント」は別なのだと言うことに、今まで私は気づいておりませんでした。
コメントは、メールで通知が入るのですが、拍手コメントは通知無しのコメントでした。
管理者ページから見に行かないと、気がつかないのです。
で、そこに、以前送ってくださったユウさんと先生のコメントを発見したのです。
気づいていませんでした、ほったらかしでごめんなさい。 

Je suis désolé , je n'ai pas remarqué votre commente.
Je suis très très contente de votre message .


上記のように、ブログへの書き込みはフランス語入力が出来るのに、コメントメールはアクサンが文字化けするのでした。

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あなたの記事を読みました。
あなたのようなよく運動して、知的かつ芸術的活動をしている人はあまりいません。
あなたは一つの見本ですよ。前向きに考えて、元気を取り戻して欲しいです。
あなたの元気さと性格には、昔から感心してます。1000回、ファイト!

と、このようなほめ殺しのエールを頂いておりました。
ほめ殺しって、フランス語でどう言うんでしょうね?

この日の授業は、フランスからスペインにかかるカタローニャーの観光登山道と町のガイドビデオを見て、聴きとろう!
というものでしたが、もう、町の名前が思い出せません。
今週こそ、聞き直して、復習する習慣を取り戻そうと思います。

思うだけかもしれませんが・・・へへへ・・・

À tout à heur !
またね!



2017/11/11

奈良散策三日目 秋篠寺~西大寺~西の京の寺達

三日目の11月1も、快晴となりました。
8時をすぎてホテルを出て、通りに出たら、バスがちょうど来たので、それに乗り、近鉄奈良駅で友人と落ち合いました。
近鉄電車で、大和西大寺まで行き、構内のロッカー大に荷物を入れ、駅からタクシーで秋篠寺まで行きました。

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9時に着いたものの、拝観時間は9:30からということで、待ち時間に、秋篠窯を見に行くことにしました。
窯場の横に枝折戸があり、暖簾のかかった店がありました。
カーテンが閉まっていたのですが、入り口は鍵が掛かっておらず、入ることが出来ます。
釜の方で人の気配はあるのに、誰も出て来ません。
色々な作品を多く置いてあるのに、なんと不用心なところだと感心しました。

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友人は買いたい小品があったようだが諦め、お寺に戻って、9:45分から秋篠寺に入りました。
技芸天で有名ですが、正面の薬師如来のふっくらしたお顔が穏やかな気持ちを誘います。
くたびれてることもあって、しばし、正面に座ってゆっくり拝見させてもらいました。
拝観を終え、10:37のバスで西大寺に向かいます。
西大寺は、広い敷地に、本堂始め、いくつかのお堂があり、拝観料を払うと、まとめて4箇所行けるとのことです。

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私は、もういいわという感じで、拝観はご夫妻だけでいってもらいました。
その待つ間、本堂の階段に座って日向ぼっこです。
疲れ気味でもあり、良い天気に誘われて、うたた寝してしまい、暖かさと、無音の世界の安らぎに、一瞬、宇宙空間のどこかに浮いているような感覚を味わいました。

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境内の木々も色づき出しました。

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友人夫妻が、拝観料を終えて帰ってくるともう昼前になっていました。
西大寺駅にもどり、下りかけの遮断機を、急いで渡ろうとしたら、背中に遮断機がぶつかり、私は車道につんのめってしまいました。
よく、年寄りの無理な横断で死亡事故なんて記事がありますが、ちょっとやばかったかも・・・反省です。

駅近くの、定食チェーン店で昼食、私は豚シャブポン酢定食にしました。
友人のご主人は、牡蠣フライに目が無いと言うことで、美味しそうに食べられていましたが、それが後で事件を引き起こしたのでした。

とにかく、午後の残りの時間を、不退寺、海龍王寺、法華寺を回ることに決め、駅前から、バスに乗りました。
不退寺口で下車し、歩き出したら、途中で、ご主人のお腹の具合が悪くなり、紳士服青山に駆け込むというアクシデントになったのでした。
親切な紳士服青山のお姉さんが、店の路地裏から、すぐ線路に出る、ビックリするような裏道を先導してくれました。
まさに猫道とでも言うような道で、すごく面白く、笑ってしまいました。

不退寺はひっそりと佇むこじんまりとしたお寺です。

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重文は守らなければならないし、維持をするのが大変だろうと思われます。
堂守のおじいさんは、少し耳が遠いようで、質問しても、彼の説明したいことしか反ってきませんが、それが、とても面白い感じなのでした。
椅子に座ったままで、「六歌仙の絵を見なさい!あの業平が着ている上着が業平格子です。その格子がこれ!」
と、敷居の格子を指差す。
あれこれ話を聞き、「裏から繋がっていそうなので、海龍王寺までの近道などありませんか?」とたずねると、ただ一言
「ありません、!」 あまりにシンプルな答えに、後で大笑いしてしまいした。
不退寺本堂

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メイン道路まで出て、バス停2つ分をもどり、海龍王寺に着くと、もう15時になっていました。
そこも小さいお寺で、本堂の監視員をされている女性が御朱印も書いておられました。
私は、御朱印を集める趣味は無いのですが、友人が頼んで書いてもらった後、その方に、お寺の由来を伺いました。
遣唐使として学んで来た、この寺の開祖、玄昉が帰国時に暴風雨にあって、唱えたお経が海龍王経で、寺の名前にしたとのことでした。

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法華寺まで回るのはあきらめ、15:14分のバスが、10分遅れて来たので、それに乗って西大寺駅に戻りました。
西大寺駅の中の喫茶店でお茶をして、ホームで解散することにしました。
彼らは、16:19の電車で難波行き、私は21分の急行に乗って京都へ。

ながいようで、あっという間の三日間が終わりました。
疲れたけれど、鹿に追っかけられたり、遮断機と格闘したり、沢山のお寺、仏様との出会い。
旧友との再会も楽しく、また、最近とみに遠出を為なくなった私には良い刺激になりました。

出来ることなら、もうちょっと脚が動いてくれたらうれしいのですが・・・
いえいえ、もう多くは望みません。本当に楽しい奈良散策でした。

今回、すごく役に立った一万分の一の地図です。
回りに人が居るときに広げるのは、ちょっと恥ずかしかったですが、細かい字が見にくいので、これは助かりました。

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2017/11/10

奈良散策 二日目 東大寺

二日目
7時にホテルの朝食バイキングで和食を選び、頑張って食べて、8時に友人夫妻の宿泊しているホテルに行きました。
猿沢の池が、すぐそこで、奈良市内観光にはうってつけの場所です。

21世紀的奈良の風景です。後ろに見えるのは、東大寺五重塔。

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この日は、市内のお寺を回る事に決めて、まずは、かの阿修羅像で有名な興福寺から、拝観が始まりました。
 撮影はもちろん禁止ですので 
サイト 興福寺の国宝、重要便家財  でご覧ください。

阿修羅君は、阿弥陀如来座像を取り囲む諸仏の一つなのですが、やっぱり圧倒的に美しかったです。
次に、春日大社の前を通って、奈良国立博物館に立ち寄りました。
正倉院展も同時に開催されていましたが、博物館をめぐるだけで、精一杯になりそうだったので、それはパス。

博物館前の友人夫妻です。仲良きことは美しきかな!
こんな風に、共に長い年月を共有できる人がいたら良かっただろうなあなどと、ちょっとうらやましさも感じました。
まあ、一人で生きてきた人生も、悪くはありませんでしたがね。ウフッ、負け惜しみかな?

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博物館の中には、膨大な資料が保存されていて、12室だったと思いますが、全部回り、ほぼ、記憶に残らない状態となりました。
ここを出て、次は庭園と茶室で名高い依水園を訪れました。ここについた時間が12時でした。

素晴らしいお天気に恵まれたのは、ご夫妻の日頃の心がけがいかに良かったかと言うことです。
池に東大寺の伽藍が映る庭のたたずまい。曇り空では、こうはいきません。

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茶室の屋根に、アワビの貝殻をおいてあるのは、鳥避けの為なのかと思いました。
風景も損なわず、鳥にも遠慮してもらう・・・観光地ならではの配慮です。

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東大寺へ向かう道を尋ねながら歩くと、「四天王さんの戒壇堂にも、ぜひ寄って行きなさい。」と言われて行ってみました。名前のせいでは無いと思うが、やけに長い階段で、かなり疲れてしまいました。
その時点で13時でした。
東大寺には、側面の方から入ってしまったらしく、長い土塀沿いに正門に向かいました。

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東大寺境内は鹿の天国でした。
彼らは、人間をエサを供給する動物だとしか思ってないようでした。
鹿せんべいを買うと同時に、ドドっと押し寄せて来て、あっという間に持っていかれてしまいました。

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ここまでに拝観した寺社は、すべて撮影禁止でしたが、さすが東大寺です。
仏もでかいが、懐もでかい。ここは写真取り放題でした。
世界中の人が、カメラでスマホで、バシャバシャと大仏を映しておりました。

東大寺

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大仏

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大仏殿の階に座っている赤い衣をまとったこの仏像は、おびんづる様と呼ばれています。
木造のミイラのように見えますが、人々の体の痛みを取り去ってくれるという有難い仏様なのです。
おびんづる様の体で、自分の痛みがある部分と同じ場所をを撫で摩ると、痛みを消してもらえるそうです。
嘘やって? 信じる者だけに効き目があるのであります。

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すでに時間は午後2時でした。
何処か食事を撮れる場所はないかと探すと、二月堂に向かう途中に茶店がありました。
そこで一休みして、昼食をとり、二月堂まで登って、休憩所で、お茶をいただきました。

これから、どうしようかと話し合って、新薬師寺に向かうことにしたのです。
が、東大寺正門に出る途中で、同行のご主人の脚が、もう動かなくなってしまいました。
杖をつきながら、朝から休みなく歩いたので無理もありません。
実は、私の脚も、もう限界だったのです。
石の小橋があったので、その橋脚に腰をかけてしばらく休み、大通りに出て、丁度やってきた循環バスに乗って帰ることにしました。
彼らは、近鉄奈良駅で下車し、私はJR奈良駅に出て、駅横のイオンで、食べられそうな惣菜を買い、ホテルに直帰です。
その時点で、5時ごろだったのですが、私は、もう外に食べに行く気力が尽きていたのでした。
お風呂に入って、脚をもんで、ベットで少し眠って、買ってきたものを食べて、おやすみなさいでした。
2017/11/09

秋晴れ 奈良散策 一日目

10月30日の午後から11月1日の夕刻まで、旧友と奈良を歩いてきました。
きっかけは、去年の夏に諫早で開かれた中学校の同窓会で、長崎に住む友人と50年、いや58年ぶりに再会したことです。
ご主人と共に奈良をゆっくり歩いてみたいと言う彼女に、「私も奈良は詳しくないけれど、それまでに調べておくから、一緒に行こうね。」と約束したのです。
でも、時間のたつのは早く、あっという間に一年が過ぎました。
出不精な私は、それまでに下見に奈良を歩いてみようと思っていたのですが、ネットで検索するだけでした。
と言うわけで、案内の役ではなく、一緒に行くだけの人になってしまったのです。
いやあ~、せっかく遠くから来てくれたのに申し訳ないことでした。

30日の午後に京都駅新幹線中郷口で待ち合わせ、JRで奈良まで向かいました。
私の宿泊ホテルはJR奈良駅前でしたが、彼らの宿泊先は、近鉄奈良駅ちかくで、15分ほど離れています。
まず、私のホテルに荷物を置いて、猿沢池近くの彼らの宿に向かいました。
もうそれだけで、私たちはクタクタになってしまい、そこのロビーで休憩して、夕方5時過ぎから、奈良町をぶらつきました。
月曜日と言うこもあって、休んでいるお店が結構ありました。
ホテルの受付でお勧めの店が閉まっていたので、どこにしようかと迷い、ふと横の路地を見ると赤提灯が目がとまりました。
行って、表の出ているメニューを見ると「丸揚げセット」とあるので、「何の丸揚げなんだろう?」と言いながら入ってみました。
メニューを開いて判明です。

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丸揚げの中身は絹ごし豆腐に間違いありませんでした。食べかけでごめんなさい。

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じゃこ飯、味噌汁、デザートの豆乳プリンも、我々に向いた量で、私でも、ほぼ完食出来ました。

なにしろ、この三人。友のお主人は、胃を全摘出。私も胃を2/3切っているので量が食べられません。
友人は胃は元気だけれど、心臓ペースメーカを入れていて、九州から奈良まで疲れたことでしょう。
このように、もうガタの来ている三人なので、1日目は、これにて解散。
私は自分の予約したホテルまで帰り、お風呂に入って、早々に身体を休めました。