10年以上の闘病期間の後、兄が亡くなり、 26日は葬式だった。 かって、伊丹十三監督の映画「お葬式」というを見た記憶のある人はいるだろうか? 本来は、故人を悼む、哀しみの場のはずだが、実際は、銃器なき戦場である。 ドッと親戚、ご近所、会社関係者が、寄り集まり、何が何だか分からないが、やるしかない状態になる。 「人に後ろ指をさされるような事があってなる物か!」 喪主となる人が...
魚だって大空を飛びたい !
Moi, un poisson. mais,je voudrais voler dans le ciel !
そういえば、うる星やつらという漫画が昔ありましたね。昨夜、山の会50周年準備会議という名目で、我が家の宴会にやってきたまさに腕白坊主、腕白娘達9人はそれでした。そうは言っても、実質年齢は20代から60代なのですが・・・共通項は、何処でも眠れて、なんでも喰って、すぐに走り出したがる、そう言う輩です。本来の趣旨は編集会議。担当メンバーの集まる予定時間は5時のはずだったのです。だが、第1弾に到着したのは...
「ラストダンスは私に」有名な曲ですね。もともとは、アメリカのジャズナンバー『Save The Last Dance』だそうです。ネットで検索してみたら http://www.alpha-net.ne.jp/users2/msuisei/personae/docpomus2.htmドリフターズというのが、アメリカのバンドだったというのも始めて知ってビックリ。いかりや長介のバンド名はパクリだったのね。、「ラストダンスだけは君を抱いていたい」という切ない男心を歌ったものですが、フラン...
3日は、博多でブイブイ遊んで帰ろうぜ~と出かけには思っていたのに、飛行機が福岡空港に着くと、もう草臥れきっていた。まっすぐ帰ろうということになり、新幹線のホームにまっしぐら。おかげで、夕方までに我が家に帰り着いた。そうして、この日は、同行した友達の家(それも近所)に対馬から届いた魚やサザエ、イカを、彼女の家で料理して貰い、美味しい美味しいと、そこで頂いて、それから家まで送ってもらう。私って、なんと...
夜中に雷鳴が聞こえていたので、今日は雨だろうと、すっかり諦めていたら、なんとまあまあの天気。曇りでも可とするかと思っていたら、日が差して、すっかり快晴になってしまった。これも日頃の行いがよいせいだ。今日は、9時半から始まるという港の朝市に、まず車を走らせる。こぢんまりした湾にある高浜漁港の突堤に朝市が立つとのこと。行ってみたら、テントもなく魚箱を台に並べただけの市が立っていた。が、取れたての魚が、...
前回書いたが、高校の同級生だった友人が対馬に、仕事で赴任している。昔から温厚、誠実、超親切な人だったが、今もその通り、風邪気味にも関わらず、車で島を案内してくれた。11時頃に厳原を出て、明治33年に作られたという上対馬と下対馬の境の万関橋を越し、舟志(シュウシ)で蕎麦を食べる。対馬蕎麦というのは、濃いめの出汁で野菜や鶏を煮込んで食べる、入り焼きという独特の食べ方なのだ。翌日は、紅葉祭りがあるという場所...
我が家の墓がある、お寺です。対馬はお寺の多い島で、狭い厳原の町を歩けば、あそこもここもと行った具合に寺がある。この慶雲寺は、厳原港を見下ろす山際にあるのです。お墓までたどり着くには、坂道を登ってお寺の玄関を入り、墓地は、またその後ろの山道を登らなくてはいけない。しかし、眺めは抜群で、昇ってくる朝日を浴びて、海を見下ろす良い場所にあるのです。が、しかし、高齢になると、そこまでたどり着くのがおぼつかな...
11月9日、博多。法事で故郷対馬に帰るのが旅であった。その前に、入院中の姉を見舞って博多に一泊する。博多は幼い頃過ごした街なので、懐かしく、夕食を中州で食べようとの兄の意見で博多駅前から歩いて中州に行く。兄は大学を卒業するまで博多にいたので地理に詳しい。もっとも、大人になって、仕事でも再々訪れたのだろうと思うが・・・「川端通り」沿いに歩けばいいのだと主張するが、昔歩いたというその記憶は、いったい何...
人家の少ない鶴見に来て飼いだした犬だそうだ。まだ子犬で、雑種だそうだが、可愛がられすぎた犬は猫化してしまう。まず、見知らぬ人にも、ほとんど吠えない。夜中に獣の気配がするのか吠えるらしいが、初対面の私達にも、すぐに笑顔を向けてくれる。「おいおい、それでいいんかいな?」と思うが、愛想には愛想でかえしてしまう。そこで、ますます、密着した関係が・・・・スリスリ、なでなですると、背中を下に、お腹を上にのホー...
そこで「奴隷3号」が収穫したのが、このバケツの中。いや本当は、もっと採っていたのですよ。家の近くにある大きな鶏小屋は、友人がここに移住してきて、自分で作ったとの事。なにしろ大きな立派な小屋で、鶏にしてみたら「天井の高い家に住める幸せ」とつぶやいていることだろうと思う。日が暮れると、一斉に、大人の背より、うんと高い鍼に飛び上がって眠りにつくのだ。養鶏所でよく見かける白い鳥と違って茶色の大きな鶏達だ。...
3連休とはいえ、ゴールデンウイークとは違うし、そう混雑しないだろうとでかけたら、とんでもなかった。8時半に大津を出発したが、六甲の山並みが見える頃には、11時を過ぎてしまっていた「あちゃー想定外ね」と嘆きながら「遅れます」と電話を入れて、西へ西へととろとろ進む。やっと近くまで来ると、ブルーラインと名付けるだけあって、海苔の筏が点在するすばらしい海の景色に出くわし、見とれて行き過ぎてしまった。さんざ...
岡山に鶴見と言うところがある。神戸で働いていた友人が、去年退職し、念願の自給自足を目指して、日々着々と生活の場を広げて行っている。本当に、行動的な人で、やりたいことは必ずやってる感じの人だ。団塊の世代で、もう若くはないし、腰痛も抱えているし、私なら「この歳で、今から」と二の足を踏みそうだが、「田舎で六〇歳は、まだ若いんだ~」と意気盛んである。元気な人と会い、話を聞き、元気を貰うのはうれしい。鶏と犬...